コメの全量検査希望は46% 消費者団体が福島県民調査

コメの全量全袋検査で放射性物質を測定する担当者=2016年10月、福島県郡山市

 東京電力福島第1原発事故後、福島県が全ての県産米の放射性物質を調べている「全量全袋検査」について、県内の消費者の46・4%が継続を希望していることが7日、消費者団体の調査で分かった。継続を求める回答は初めて調査した2015年には81・3%を占めていたが、年々減少している。

 15年産から放射性物質の基準値超えはないことを受け、県は旧避難区域を除き、早ければ20年産米からサンプルだけを調べる「抽出検査」に移行する。


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