2019年3月6日 19:42 | 無料公開
日本学術会議(会長・山極寿一京都大学長)など20カ国・地域(G20)の科学アカデミーが6日、東京都内で海の環境保全に関する会合を開き「使い捨てプラスチックの使用削減や代替材料の開発が必要だ」との共同声明をまとめた。官邸で同日、大阪市で6月に開かれるG20首脳会合に向けた提言として安倍晋三首相に手渡した。
声明では、プラスチックごみ問題を地球温暖化や酸性化などと並び海洋環境の重大な脅威と指摘。海の生き物がプラスチックボトルやレジ袋を誤飲するリスクなど、生態系に大きな影響を及ぼす恐れがあると強調した。