国と県市で普天間軽減会議開催へ 菅氏、宜野湾市長に表明

 菅義偉官房長官は5日、沖縄県宜野湾市の松川正則市長と首相官邸で会い、同市にある米軍普天間飛行場の早期返還に向け、国、県、市の3者でつくる「普天間飛行場負担軽減推進会議」を近く開催したいとの意向を示した。政府としては普天間の危険性除去に関し認識を共有し、名護市辺野古移設を推進したい考え。

 松川氏は、辺野古移設に「反対」が7割超だった県民投票について「この結果が普天間の固定化につながってはならない」と強調し、返還を実現するよう要請。菅氏は移設を進める意向を重ねて示した。

 推進会議は菅氏ら関係閣僚と沖縄県知事、宜野湾市長らで構成する。


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