仏大統領「欧州の再生」訴え 親EU勢力の活性化へ新提案

フランスのマクロン大統領(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は4日、5月の欧州連合(EU)欧州議会選に向けて親EU勢力の活性化を図ろうと、民主主義保護を目的としたEU機関設立など新たな提案を発表し「欧州のルネサンス(再生)」を訴えた。5日付で欧州主要紙に掲載される寄稿を大統領府が発表した。

 2017年5月の大統領就任後、マクロン氏がEU政策に関してまとまった提案を行うのは同年9月の演説に続き2度目。英国のEU離脱や欧州議会選を控え「私たちの大陸にとって決定的な瞬間にある。政治的、文化的に私たちの文明の形を再創造しなければならない」と主張した。


  • LINEで送る