ロシア疑惑捜査を重ねて批判 トランプ氏「でたらめ」

2日、保守政治行動会議(CPAC)で演説するトランプ米大統領=米東部メリーランド州(UPI=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日、ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官の報告書が近く提出されると言われていることに触れ、2016年大統領選で自陣営とロシアによる「共謀はなかった」と改めて否定し、捜査は「魔女狩りだ」と強く反発した。自分に恨みを持つモラー氏らが「でたらめを使って抹殺しようとしている」と訴えた。

 東部メリーランド州で保守系団体が開いた年次イベント「保守政治行動会議(CPAC)」で演説した。

 演説は2時間を超え、北朝鮮非核化に関する2回目の米朝首脳会談や米中通商問題、南部メキシコ国境の壁などにも触れた。


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