東電、硬いデブリ回収が「鍵」 廃炉最高責任者インタビュー

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インタビューに答える福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者

 東京電力福島第1原発事故から8年になるのを前に、福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者が2日までに共同通信のインタビューに応じた。廃炉の最難関とされる溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しについて「特に硬いデブリがうまく取れるかが鍵になる。全量取ることを前提に準備することが大事で、現時点で諦める必要は全くない」と述べた。

 東電は2月に実施した2号機の調査で、原子炉格納容器内のデブリとみられる小石状の堆積物は取り出せることを確認。しかし溶岩状で硬くて動かないものも見つかり、取り出すための新たな技術開発も迫られる。