高野山ケーブル3カ月ぶりに運行 新車両など導入、和歌山

新型車両で約3カ月ぶりに運行を再開した高野山ケーブルカー=1日午前、和歌山県高野町

 世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の玄関口、南海電鉄の高野山駅と特急電車などの終点・極楽橋駅を結ぶ高野山ケーブルカーが1日、約3カ月ぶりに運行を再開した。新車両導入や巻き上げ機新設のため、昨年11月下旬から運休していた。

 ケーブルカーは2両編成で、両駅間の全長約800メートル、高低差328メートルを約5分で走行する。この日は新型車両が登場し、多くの観光客らが利用。ケーブルカーと同時に運休していた南海高野線の橋本―極楽橋間を走る観光列車「天空」も運行を再開した。

 運休期間は、高野山の大門南駐車場を臨時高野山駅とし、橋本駅からバスで代替輸送していた。


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