2019年3月1日 11:04 | 無料公開
お披露目された若桜鉄道の観光列車「八頭」=1日午前、鳥取県若桜町
鳥取県の第三セクター若桜鉄道の観光列車「八頭」が1日、鉄道ファンらにお披露目され、試乗会が開かれた。3日から通常運行に組み込まれる。
開業時から走る既存車両をリニューアル。車両は鮮やかな赤褐色で、秋に紅葉で赤く染まる沿線の谷あいや、八頭町特産の柿をイメージした。昨年デビューした「昭和」に続き、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインした。
鳥取県東部の郡家駅(八頭町)と若桜駅(若桜町)を結ぶ約19キロをほぼ毎日運行予定。休日は、貸し切りの観光ツアーにも利用される。