米朝会談2日目、合意文書発表へ 非核化巡り交渉、最終決着図る

会談する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=28日、ハノイ(ロイター=共同)

 【ハノイ共同】トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は28日、ベトナムの首都ハノイで2日目の首脳会談を開催した。午後に合意文書に署名する予定。金正恩氏は会談冒頭「最終的に立派な結果が出るよう最善の努力をする」と表明。トランプ氏は非核化交渉について「急いでいない。正しい取引をしたい」と強調した。金正恩氏はこれに続く拡大会合で記者団の質問に平壌への米連絡事務所設置に前向きな姿勢を示した。

 寧辺の核施設などの査察、廃棄や朝鮮戦争(1950〜53年)の終戦が盛り込まれるかが焦点だ。

 金正恩氏は連絡事務所設置は「歓迎すべきことだ」と述べた。


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