2019年2月28日 06:06 | 無料公開
議会下院の公聴会で証言するライトハイザー米通商代表=ワシントン(ロイター=共同)
【ワシントン共同】ライトハイザー米通商代表は27日、議会下院の公聴会で、日本との新たな貿易交渉の初会合を、3月に日本で開くことに意欲を示した。米国が離脱した環太平洋連携協定(TPP)の発効で対日輸出が不利になっており、「喫緊の課題だ」として交渉を急ぐ考えを示した。
日米首脳は昨年9月に貿易交渉入りで合意した。ライトハイザー氏が兼務する対中貿易協議の延長で、初会合は今年4〜5月に開かれるとの見方が多かった。対中協議は最終合意へ大詰めを迎え、3月の開始は困難との見方も根強くある。