意見公募期間に条例案の内容変更 福岡県議会、性犯罪の対象で

 福岡県議会で21日に成立した性犯罪根絶を目指す条例を巡り、パブリックコメント(意見公募)の締め切り2日前に条例案が変更されていたことが27日、分かった。県議会事務局によると、策定した主要会派が過料を科される対象となる犯罪を拡大するなどした。

 意見は1月22日から今月18日まで募り、変更した条例案を16日にホームページに掲載していた。意見公募の基となる条例案を募集期間中に変えたことを問題視する声が出ているが、議会事務局は「制度の骨格や概念は変わっておらず、公募期間を延長する必要はないと判断した」としている。


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