ノーベル文学賞問題で正式辞任 前事務局長、醜聞対応に批判

 【ロンドン共同】ノーベル文学賞の選考主体、スウェーデン・アカデミーは26日、メンバーの夫による性的暴行事件を巡るスキャンダルを受けて事務局長を辞めたサラ・ダニウス氏がアカデミーのメンバーを正式に辞任したと発表した。

 ダニウス氏は昨年4月、事件への対応が甘いと批判され事務局長を辞任。活動を停止したが、メンバーにはとどまっていた。

 地元メディアによると、ダニウス氏は事務局長復帰の条件を示したが、アカデミー側が拒否。アカデミーが退職金を支払うことで和解したという。


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