首相、沖縄知事と会談の意向 県民投票受け、3月1日で調整

安倍首相(左)、玉城沖縄県知事

 安倍晋三首相は26日の衆院総務委員会で、沖縄県民投票の結果を受け、玉城デニー知事と会談する意向を表明した。「知事から求められれば、お目にかかってお話をしたい」と述べた。玉城氏は3月1日に上京する方向で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に「反対」が7割を超えた投票結果を首相に伝える考えだ。

 首相は総務委で「世界で最も危険と言われる普天間飛行場の固定化は避けなければならない」と主張。同時に「米軍基地が沖縄に集中している現状を到底是認できない。基地負担の軽減に努力していく」と強調した。


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