空手連盟、候補落選で再検討要請 パリ五輪の追加種目

 世界空手連盟のエスピノス会長は24日、2024年パリ五輪の追加種目候補から空手が外れたことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長を介して、パリの大会組織委員会に候補案の再検討を求めたことを明らかにした。

 エスピノス会長は空手が初採用される20年東京五輪での評価を待たずに落選とされたことは「受け入れがたい」との姿勢を示し、22日にバッハ会長と面談して要請。バッハ会長は「追加種目提案はパリ組織委が全面的に責任を持っている」と応じたという。

 パリ組織委のエスタンゲ会長はスケートボードなど提案した4候補以外を「新たに選ぶことはない」と明言している。


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