衆院、天皇在位30年賀詞決議へ 陛下に祝意

平成における主な国会の賀詞決議

 衆院が天皇陛下在位30年に対し、祝意を示す「賀詞」を決議する方向で調整していることが23日、分かった。早ければ26日に本会議を開いて決議する。与党関係者が明らかにした。参院でも3月の決議を目指して協議を進めている。衆院事務局によると、在位の節目を祝う賀詞決議は現行憲法下で初めてとなる。

 2019年度予算案審議を巡る混乱などがなければ、衆院議院運営委員会は25日に緊急の理事会を開いて対応を話し合う予定だ。決議の案文は、天皇陛下の即位30年を祝う祭典を主催する超党派の議員連盟が中心となって検討している。


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