コビトカバの赤ちゃん誕生、大阪 展示施設「ニフレル」で

大阪府吹田市の生き物の展示施設「ニフレル」で生まれたコビトカバの赤ちゃん(手前)=22日(同施設提供)

 大阪府吹田市の生き物の展示施設「ニフレル」は23日、絶滅の恐れがあるコビトカバの雄の赤ちゃんが21日に生まれたと発表した。体長46センチ、体重6・4キロで、母親の後を追って元気に歩き回ったり、親子で昼寝をしたりする様子を館内のモニターで公開している。

 同施設によると、赤ちゃんは、チリの動物園から来た父親モトモト(5歳)と、シンガポールの動物園から来た母親フルフル(6歳)の間に生まれた。

 コビトカバは、野生では西アフリカなどで約2千〜2500頭しか生息していないといい、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種となっている。


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