2019年2月22日 20:45 | 無料公開
セイヨウミツバチ(左)の4倍の大きさがある世界最大のハチ(クレイ・ボルト氏提供、共同)
【ジャカルタ共同】インドネシア東部北マルク州のジャングルで1月、長年にわたり存在が確認されていなかった世界最大のハチの撮影に成功したと、米国の自然保護団体「グローバル・ワイルドライフ・コンサベーション(GWC)」が22日までに発表した。GWCによると、翼幅は推定約6・4センチ。公式に存在が確認されたのは1981年以来、38年ぶり。
GWCによると、撮影に成功したのは自然史写真家クレイ・ボルト氏らのチーム。約2・4メートルの高さの樹木上にあるシロアリの巣の中で雌1匹を見つけたという。
このハチは、英国の博物学者ウォレスが1858年に初めて発見した。