東電傘下で書類データ書き換え 税務調査の指摘恐れ

 東京電力ホールディングスは22日、傘下の東京電力パワーグリッドで、税務調査を受ける際、契約関連の書類データ4件を不適切に書き換える事案があったと発表した。関わった社員は4人で「指摘を受けると業務が増えると思った」と話しているという。

 2017年度の委託契約として処理していたが、実際は業務ミスで契約が正式に完了したのは18年度だった。電子データの日付を確認すると不適切な処理が発覚してしまうため書き換えたという。内部通報で判明した。


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