辺野古署名活動の日系4世が会見 「政府は沖縄を尊重してない」

記者会見するロバート梶原さん=20日午後、衆院第1議員会館

 米軍普天間飛行場の移設問題を巡り、名護市辺野古沿岸部の埋め立て作業を24日の県民投票まで停止するよう米大統領に求める署名運動を呼び掛けたハワイ在住の日系4世、ロバート梶原さんが20日、衆院議員会館で会見し「日本政府は沖縄の人を尊重していない」と批判した。

 梶原さんは、菅義偉官房長官が移設の賛否を問う県民投票の結果にかかわらず移設工事を進めるとの見解を示したことについて「日本政府の対応は非民主的だ。はっきりと反対の声を上げたい」と話した。

 昨年12月8日、米ホワイトハウスのサイトを通じて署名活動を始め、2月19日現在で21万筆を超える署名が集まったという。


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