2019年2月20日 19:11 | 無料公開
仲邑菫さん(左)と対局する台湾の黒嘉嘉七段=20日午後、東京都千代田区の日本棋院
4月に史上最年少の10歳でプロ入りする仲邑菫さん(9)は20日、東京都千代田区の日本棋院で、台湾の棋士で女性世界トップクラスの黒嘉嘉七段(24)と記念対局し、敗れた。
菫さんは靴を脱いで、いすの上に正座して対局に臨んだ。対局後には時折笑顔も見せながら、「今日はうまく打てたが、ヨセで失敗した」と対局を振り返った。黒七段は菫さんについて、「この年齢でこれだけ打てるのは本当にすごい。間違いなく世界チャンピオンになれる」と話した。
黒七段は昨年、日本で開催された女性の世界戦で準優勝した実力者。台湾ではモデルとしても活躍している。