柔道GS大会、日本代表が出発 小川「優勝しか狙わない」

成田空港で取材に応じる小川雄勢=20日

 柔道のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(22〜24日・ドイツ)に出場する日本代表が20日、成田空港から出発し、男子100キロ超級で昨年世界選手権代表の小川雄勢(明大)は「優勝しか狙っていない。先に主導権を取って試合をする」と意欲を示した。

 女子78キロ級世界女王で、関節技を得意とする浜田尚里(自衛隊)は立ち技による攻撃の幅を広げようともくろむ。「練習を積み、準備はできた」と自信をのぞかせた。男子90キロ級で18歳のホープ、村尾三四郎(神奈川・桐蔭学園高)は「結果を残さないと意味がない。勝ちにこだわる」と闘志を燃やした。


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