JR、車内販売を大幅縮小へ 北海道、四国は撤退

東北新幹線車内の通路を移動する車内販売のワゴン=2010年12月

 JR北海道、東日本、四国、九州の4社は、弁当や飲料の車内販売を来月16日から大幅に縮小する。北海道と四国は一部観光列車などを除いてサービスから撤退し、九州は新幹線での販売を廃止。東日本は東北新幹線や秋田新幹線、在来線特急でサービスを中止したり取扱品目を絞ったりする。利用者が減少しているのに加え、人手不足で販売員の確保が難しくなっているためだ。

 4社が18日までに発表した。JR東海、西日本の2社は現行のサービスを維持する。

 利用者の減少は、駅の売店などが充実し、乗車前に購入する客が増えたことも背景にある。


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