2019年2月18日 17:01 | 無料公開
ガルージン駐日ロシア大使は18日、日ロ平和条約締結交渉に関し「長期的で綿密な作業が控えているのは明らかだ」と述べ、長い時間がかかるとの認識を示した。東京で開かれた北海道新聞主催の懇話会で発言した。
交渉期限の設定についても「期限通りにならなかったら、対外的に説明に困る」として反対。「(日ロ両国を)無理に束縛する期限は設けず、着実に交渉を進めることが必要」と強調した。
また、第2次大戦の結果として北方領土がロシアの主権下にあると日本が認めるようあらためて要求した。