山梨新知事の長崎幸太郎氏初登庁 「富士山の鉄道整備検討」

記者会見する山梨県の長崎幸太郎新知事=18日午前、山梨県庁

 「プレ統一地方選」として注目された任期満了に伴う1月の山梨県知事選で自民、公明両党の推薦を受け、激戦の末に野党系現職を破って初当選した長崎幸太郎新知事(50)が18日、県庁に初登庁して記者会見し、公約に掲げた富士山の麓と5合目を結ぶ鉄道の整備に向け、県が中心となって検討を進める考えを示した。

 長崎氏は1月27日投開票の知事選で、立憲民主、国民民主両党の推薦で再選を目指した後藤斎前知事(61)らを下し、与野党対決に勝利。4月の統一地方選、夏の参院選へと続く「選挙年」の初戦でもあり、与党は幹部らが続々と県内入りし、総力戦を展開した。


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