日米共同訓練が終了、滋賀 普天間所属オスプレイも使用

陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練の終了式=15日午後、滋賀県高島市

 滋賀県高島市の陸自饗庭野演習場で開かれていた陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練が15日、終了した。4日からの期間中、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイを使った空中機動訓練や離着陸訓練も行われた。

 饗庭野演習場では昨年11月、81ミリ迫撃砲弾が国道付近に着弾し、民間の車が破損する被害が発生。実弾射撃訓練を一時、中止していた。再開直後の訓練に住民からは不安の声が上がっていた。

 陸自によると、訓練には陸自隊員約600人と、米海兵隊員約340人が参加。オスプレイは4〜6日に使用され、7日には米軍だけで演習場外での夜間飛行訓練も行った。


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