虐待検証で合同チーム設置 厚労省と文科省、問題点など探る

 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が死亡した事件を受け、根本匠厚生労働相は15日閣議後の記者会見で、児童相談所や教育現場の対応を検証し、再発防止策を検討するプロジェクトチーム(PT)を厚労省と文部科学省が合同で設置すると発表した。同日夕に初会合を開き、5月末までに中間結果を取りまとめる。

 政府は8日、虐待を受けている全ての子どもの安全確認などを盛り込んだ緊急対策を決定。PTは、大口善徳厚労副大臣と浮島智子文科副大臣をトップとして、安全確認の結果を分析し、関係機関の連携の在り方についても議論を進める。


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