自然災害の経済損失25兆円 18年、地球温暖化でリスク増

西日本豪雨で泥水に漬かった岡山県倉敷市真備町地区=2018年7月8日

 自然災害による2018年の経済損失は世界で2250億ドル(約25兆円)に上り、このうち2150億ドルは台風や洪水、干ばつなど異常気象を含む気象災害が原因だったとの報告書を米保険関連企業エーオンが14日までにまとめた。被害が大きかった災害として、西日本豪雨や西日本に上陸した台風21号なども挙げている。

 地球温暖化が進むと台風の強大化のほか、高潮や洪水、熱波などの頻度が高まり、気象災害が多くなると考えられている。エーオンの調査でも気象災害の損失額は増加傾向で「リスクが増え続けている」と警告した。


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