関空、橋桁の設置作業が無事完了 連休前の4月に完全復旧へ

橋桁の設置作業が完了した関西空港連絡橋=14日午前(共同通信社ヘリから)

 昨年9月の台風21号でタンカーが衝突して破損した関西空港連絡橋に橋桁を設置する作業が14日未明、無事完了した。西日本高速道路(大阪市)によると、当初は橋桁を修復したり新たに造ったりして取り付けるまで1年以上を見込んでいたが、作業の効率化などで短縮。約5カ月での設置完了に関係者らは胸をなで下ろしている。

 今後は舗装や照明の工事を経て、3月中に上下各2車線の通行を可能にする予定。全6車線の完全復旧は大型連休前の4月になる見通し。現在は6車線のうち3車線を使って運用している。

 橋桁は2本で長さ計約188メートル。12日から取り付け作業を進めていた。


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