福島第2原発建屋で保安規定違反 火災など4件対処せず放置

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 東京電力福島第2原発の廃棄物処理建屋で昨年2月に起きた火災などのトラブル4件に関し、現場の発電所から報告を受けた東電本社が、他の自社原発でも同種事例の発生防止策を検討せず放置していたことが13日、分かった。原子力規制委員会が明らかにした。昨年11〜12月の保安検査で見つかり、規制委は同日、放置したことが原発の運用ルールを定めた保安規定の違反に当たると判断した。

 規制委によると、福島第2の4件を含め計3原発などで過去3年間にあったトラブル33件でも、その都度、本社が他の自社原発への影響を検討していなかった。規制委は今後、本社への検査で事実関係を調査する。