「辺野古」県民投票、14日告示 移設で賛否、自民は自主投票方針

那覇市内に設置された、県民投票の投票日までのカウントダウンボード=13日午後

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票が14日、告示される。辺野古移設問題の一点に絞って示される県民の意思が、移設へ強硬姿勢を貫く政府対応にどう影響するかが焦点となる。移設を容認する自民党県連は13日、自主投票を決めた。一部の離島を除き、24日に県内全域で一斉に投開票される。

 投票は、移設のための埋め立てについて「賛成」「反対」「どちらでもない」の三つから一つを選ぶ。最多の選択肢が投票資格者の4分の1に達すれば、知事は結果を尊重しなければならないとし、首相と米大統領に結果を通知することも定めた。国への法的拘束力はない。


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