けがの湯浅、世界アルペン断念 左ふくらはぎ肉離れ、回復遅れ

湯浅直樹

 【オーレ(スウェーデン)共同】アルペンスキー男子回転で冬季五輪3大会出場の湯浅直樹(シーハイルアカデミー)が13日、スウェーデンのオーレで開催されている世界選手権で17日に行われる同種目への出場を断念すると明らかにした。1月20日のワールドカップ(W杯)で肉離れを起こした左ふくらはぎの回復が思わしくないため。

 リハビリに努めてきた35歳の湯浅は「筋断裂は1度目の受傷の際にしっかり治さなければ一生つきまとうけがらしく、今滑ると再発の可能性が高い。悔しくて仕方ないが、今は耐える」と説明。出場すれば日本勢単独最多の8大会連続8度目となるはずだった。


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