昭和大が5人を追加合格 不適切入試で、今春入学

 昭和大は13日、医学部での不適切入試の影響により、2017〜18年の一般入試で不合格になった受験生のうち、入学を希望した計5人を追加合格にしたと発表した。今年の入試の合格者として扱い、4月の入学を認める。

 昭和大によると、医学部の一般入試は1期と2期に分かれ、いずれも学科による1次試験の通過者が、面接や小論文、調査書による2次試験に進む。13年以降、2次の調査書評価の際、現役と1浪の受験生に加点していた。また本来補欠に回るはずの卒業生親族を優遇して正規合格としていた。

 昭和大は第三者委員会を設置し、不適切な運用を排除した入試結果の再評価を実施した。


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