2019年2月12日 20:16 | 無料公開
仙台市の八木山動物公園で誕生したクロサイの赤ちゃん=6日
仙台市の八木山動物公園は12日、絶滅の危機にあるクロサイの赤ちゃんが5日に生まれたと発表した。性別は雌で出生時の体重は約40キロ、立ったときの高さは50センチ。同園でのクロサイの誕生は初めて。3月の一般公開を予定している。
赤ちゃんは、金沢動物園(横浜市)から来た父親アース(14歳)と、安佐動物公園(広島市)から来た母親ユキ(7歳)の間に生まれた。ユキの後ろをくっついて歩きまわったり、母乳を飲んだりして元気に過ごしているという。
クロサイはなわばり意識が強く、ペアの行動を合わせづらいので繁殖が難しい。妊娠しても半分の確率で死産になるという。