競泳の池江選手が白血病を公表 ツイッターで「今は治療に専念」

競泳の池江璃花子選手が白血病と診断され、厳しい表情で記者会見する関係者。(左から)三木二郎コーチ、日本水泳連盟の上野広治副会長、青木剛会長ら=12日午後、東京都渋谷区の岸記念体育会館

 競泳女子のエース、池江璃花子選手(18)=ルネサンス=が体調不良で合宿先のオーストラリアから帰国し検査を受けた結果、白血病と診断されたと12日、自身のツイッターで公表した。「私自身、いまだに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」と書き込んだ。

 関係者によると池江選手は入院中で担当医師から早期発見だったと伝えられた。日本水泳連盟の上野広治副会長は「先々は厳しい道のりになるが(来年の)東京五輪の代表選考会のスタートに立てるように見守って」と祈るように話した。

 4月2日から開催の日本選手権出場は断念するという。


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