長野の中央アルプスで3人死亡 登山道が凍結、遭難相次ぐ

 長野県の中央アルプスで9〜10日、登山中の遭難事故が相次ぎ、計3人が死亡した。県警はいずれも、登山道の凍結が多発していることなどが原因とみて調べている。

 県警木曽署によると、宝剣岳(2931メートル)では9日午前、3人パーティーで登山していた大阪府茨木市の会社員小谷部明さん(47)が滑落。10日午後1時ごろに県警ヘリコプターで救助されたが、死亡が確認された。

 仙涯嶺(2734メートル)でも10日午前、5人パーティーで行動していた長野県安曇野市の無職西田由香里さん(44)が滑落、死亡した。


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