2019年2月10日 08:14 | 無料公開
9日、黄色いベスト運動のデモが行われたパリのエッフェル塔周辺で燃やされた軍の車(タス=共同)
【パリ共同】フランスでマクロン政権に抗議する黄色いベスト運動のデモが9日、13週連続で行われた。メディアによると、内務省は全国の参加者が約5万1400人だったとの集計を明らかにした。前週2日は約5万8600人で、3週連続の減少となったが、根強い参加が続いている。
一方、衝突やデモに乗じた過激派らの暴力行為も繰り返された。約4千人が参加したパリでは国民議会(下院)前でデモ参加者が防護壁を壊そうとしたほか、エッフェル塔周辺などで車放火や破壊活動も起きた。
カスタネール内相はツイッターで「極めて暴力的な少数派が再び騒動を広げようとした」と非難した。