札幌市の父娘が「はしか」発症 モルディブ旅行から帰国

 札幌市は9日、同市中央区の30代の男性会社員と1歳の長女がはしかを発症したと発表した。2人は先月21〜25日に旅行でインド洋の島国モルディブに滞在しており、市は現地で感染した可能性が高いとみている。

 市によると、2人は同26日に帰国し、いずれも今月4日に発症。市内の医療機関を受診し、検査の結果、8〜9日にはしかと確定した。発熱や発疹といった症状が出たが、快方に向かっており、自宅で療養している。

 今年の北海道での感染者は計3人となった。


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