2019年2月9日 09:21 | 無料公開
8日、ガザ南部ラファで行われたイスラエルへの抗議デモで負傷したデモ参加者(中央)(ゲッティ=共同)
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで8日、イスラエルへの抗議デモがあり、ガザの保健当局によると、イスラエル軍の銃撃を受け14歳と18歳の少年2人が死亡、17人が負傷した。
イスラエル軍などによると、デモには数千人のパレスチナ人が参加。一部のデモ隊がイスラエル側に爆発物や石を投げたため、軍が実弾や催涙弾で応戦したという。
ガザでは昨年3月末以降、イスラエルの境界封鎖などに抗議するデモが毎週のように発生、これまでにイスラエル軍の銃撃を受けるなどし、約250人が死亡した。
イスラエルは、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがデモをあおっていると非難した。