2019年2月9日 08:50 | 無料公開
アマゾンの進出計画に反対する地元政治家ら=2018年12月、ニューヨーク(AP=共同)
【ニューヨーク共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は8日、米インターネット通販大手アマゾン・コムがニューヨーク市に本社機能を持つ新拠点を設置する計画を再考していると報じた。地元政治家らから反対の声が相次いでいるためだ。
2万5千人以上の雇用をもたらす新拠点を巡り、世界有数の大企業アマゾンに補助金などの優遇措置を与えることに、隣接地区選出で民主党急伸左派のオカシオコルテス下院議員や地元住民らが不満を表明。反対者は戸別訪問で、家賃の高騰や立ち退きの恐れもあると警告しているという。
アマゾン幹部は最近、内部で議論し、ニューヨークの状況を再評価し代替案を検討した。