EVを活用した事業にグランプリ 地球温暖化防止へ「低炭素杯」

「低炭素杯2019」で環境大臣賞グランプリを受賞した大分県姫島村の「姫島エコツーリズム推進協議会」のメンバーら=8日午後、川崎市

 全国から選抜された学校や企業など28団体が地球温暖化防止に向けた取り組みを発表する「低炭素杯2019」が8日、川崎市の「カルッツかわさき」で開かれ、姫島エコツーリズム推進協議会(大分県姫島村)の超小型の電気自動車(EV)を活用した事業が環境大臣賞グランプリに選ばれた。4団体に環境大臣賞金賞が、2団体に文部科学大臣賞が贈られた。

 姫島エコツーリズム推進協議会はEVを観光客や島民の交通手段として利用してもらう取り組みを報告した。表彰式後、佐藤篤司事務局長は「活動をやってきて良かった。地元に感謝を伝えたい」と喜びを語った。


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