学生に借金、男性教授を諭旨解雇 仏教大、威圧メールも

 仏教大(京都市)は8日、指導する通信教育課程の学生から数十万円を借り、返済期限を守らず威圧する内容のメールを送ったとして、仏教学部の60代の男性教授を諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。処分は5日付。

 大学によると、教授は2018年2月、私的な目的で学生に借金を申し込んだ。返済期限だった同4月下旬までに返さず、学生から催促されたが、中傷する内容を含んだ威圧的なメールを送信していた。

 教授は事実関係を認め「精神的に苦痛を与えた」と話しているという。学生が18年5月、大学のハラスメント相談窓口に通報。その後、教授は全額を返済した。


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