阪神OBが大学生指導 プロ・アマ交流の一環

大学生を指導する阪神OBの桧山進次郎氏(左)=8日、甲子園球場

 全日本大学野球連盟によるプロとアマチュアの交流事業の一環である冬季特別トレーニングが8日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、阪神OBで野球解説者の桧山進次郎氏や下柳剛氏、中田良弘氏らが、西日本各地の大学から参加した約80選手に指導を行った。

 選手は投手、捕手、野手ごとに投球や打撃の練習に取り組み、OBが身ぶり手ぶりを交えて熱心にアドバイスを送った。桧山氏は「自分の経験を少しでも役立ててもらえたら」と笑顔で話した。

 神戸大2年の石井佑典内野手は「試合で結果を出すための練習法など、元プロ選手ならではの指導で有意義な時間だった」と充実感を漂わせた。


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