茨城・東海村の漏えい、袋に穴 核燃料物質入り容器包む

  • LINEで送る

文科省での会合で、核燃料物質が漏れた問題について報告する日本原子力研究開発機構の幹部(右側)ら=8日午前、東京都千代田区

 茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所で容器から核燃料物質が漏れた問題で、容器を包んでいた樹脂製の袋に直径約5ミリの穴が開いていたことが8日、分かった。機構が文部科学省で開かれた会合で報告した。容器に入っていたのはMOX燃料用の粉末。

 文科省の担当者は「穴から漏えいしたと推測できる」と話した。機構は穴ができた原因を調査し月内にも報告する方針。

 漏えいは1月30日に発生。同研究所の放射線管理区域内で、作業員が密閉された設備から燃料用粉末が入ったステンレス製容器を取り出した際、放射性物質の漏えいを検知する警報が鳴った。