18年スマホ出荷、4年ぶり減少 アイフォーン低調

 調査会社のMM総研が7日発表した2018年のスマートフォンの国内出荷台数は前年比2・6%減の3116万7千台となり、4年ぶりに前年実績を割り込んだ。買い替え周期の長期化に加え、米アップルの新型iPhone(アイフォーン)の低調が響いた。

 台数は過去最高を記録した17年に次ぐ2番目の水準を維持した。メーカー別首位のアップルは1・0%減の1543万8千台で、シェアは49・5%だった。シェア2位はシャープで、スマホ事業が営業赤字に陥っているソニーが3位。さらに韓国サムスン電子、中国の華為技術(ファーウェイ)が続いた。

 ソニーの出荷台数は30・6%減。


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