2019年2月7日 18:31 | 無料公開
女性の議員や弁護士らに相次ぐ嫌がらせについて、説明する太田啓子弁護士。右は緒方夕佳熊本市議=7日午後、東京・永田町
性差別や憲法改正などに関して意見を発信してきた女性の議員や弁護士らに、身に覚えのない商品が通信販売の代引きで送り付けられる嫌がらせが相次いでいるとして、当事者7人が7日、東京都内で記者会見し「女性の声を封じようという意図を感じるが、屈すると思ったら大間違いだ」と声を上げた。
7人は太田啓子弁護士や村上聡子北九州市議、緒方夕佳熊本市議ら。
送り付けは2017年夏ごろに始まった。住所を公開している事務所などにブラジャーや化粧品といった商品が代引きで送り付けられた。通販業者に問い合わせると、注文はがきの大半の消印が「山口」で、筆跡も似通っているという。