138人インフル集団感染、島根 浜田市の刑務所

島根県浜田市の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」

 島根県浜田市の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」で1月下旬以降、インフルエンザが流行し、これまでに受刑者65人と職員73人の計138人が集団感染していたことが7日、同刑務所への取材で分かった。重症者はいない。

 刑務所によると、今季は1月9日から発症者が出始め、今月6日までに138人が感染した。全員A型だった。刑務所には受刑者が約1250人いる。

 刑務所は感染者を病棟などで隔離し、他の受刑者には予防薬の投与やマスクの着用などの対策をした。


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