2019年2月7日 11:04 | 無料公開
パリにあるルノーの本社(ゲッティ=共同)
【パリ共同】フランス紙フィガロ電子版は6日、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が2016年に同国のベルサイユ宮殿で結婚披露宴を開いた際、会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていたフランス自動車大手ルノーの資金を不正に使った疑いがあるとして、ルノーが同国の検察当局への通報を検討していると報じた。
ゴーン被告を巡っては、これまで日産で多くの不正疑惑が浮上。ルノーでも不正を行った初の例となる可能性があるとフィガロは指摘している。
ゴーン被告は16年10月、妻キャロルさんとの再婚の披露宴をベルサイユ宮殿内の大トリアノン宮殿で開き、豪華で話題となった。