NYタイムズ、契約1千万人目標 25年までに、電子版の伸びが鍵

ニューヨーク・タイムズの本社

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは6日、電子版と紙面を合わせた有料契約者を2018年末時点の約430万人から25年までに1千万人以上に増やす目標を発表した。同紙はデジタル化に力を入れており、電子版契約者の伸びが鍵となる。

 電子版のニュース部門の有料契約者は18年末で271万3千人となり、前年末から22%増えた。拡大は続いているものの、伸び率は前年(38%)と比べ鈍化した。

 同時に発表した18年12月期決算は売上高が前期比4%増の17億4859万ドル(約1900億円)、純利益は29倍の1億2568万ドル。電子版の購読料収入が18%増収だった。


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