トヨタ、移動サービス専用車開発 小型で短中距離向け

トヨタ自動車が開発する小型の移動サービス専用車「MaaS EV」のイメージ

 トヨタ自動車は6日、ライドシェア(相乗り)に使う小型の移動サービス専用車「MaaS(マーズ) EV」を開発すると明らかにした。電気自動車(EV)で、短・中距離の移動向けとなる。導入時期や性能は明らかにしていない。

 トヨタは自動運転の大型EV「e―Palette(イーパレット)」を2020年、ミニバンをベースにした中型のハイブリッド車(HV)「MaaS Sienna(マーズ・シエナ)」を21年にそれぞれ導入する予定。大きさの異なる3車種で多様なサービスを提供する。

 友山茂樹副社長は決算会見で「将来は(サービスの)特性に合わせた車両が必要になる」と話した。


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