日韓の年間往来、1千万人突破 関係悪化で影響懸念も

日本文化を紹介するイベントで、長嶺安政駐韓大使(右端)と餅つきを体験する韓国の子どもら=1月、ソウル(共同)

 【ソウル共同】昨年の日韓両国の年間往来者数が初めて1千万人を突破したことが、6日までの日本政府観光局などのまとめで分かった。両国が後押ししてきた「交流人口1千万人時代」が実現したが、元徴用工訴訟問題などで日韓関係が悪化しており、交流への影響を懸念する声も上がる。

 同観光局などの統計では、日本を訪問した韓国人は前年比5・6%増の約753万9千人(暫定値)で、過去最多となった。訪韓した日本人は同27・6%増の約294万8500人で、往来者数は計約1048万7500人だった。

 韓国は最近、訪日外国人のシェアで中国に次ぐ2位を占めている。


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